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追い詰められている人を、さらに追い詰めてしまう言葉とは?

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悩んだり落ち込んだりしているときに、まわりから“余計な一言”をもらってしまった。そんな経験はありませんか? こちらが勝手に落ち込んだだけで、決して傷つけようとして発した言葉ではないはずなんですけれど……。
大切な人を追いつめてしまう言葉を選ばないように、そんな心がけをしてみませんか?

頑張っている人に「頑張って!」は禁句

以前、うつ病の本を読んでいたとき「うつ病にかかる人というのは、もうすでに頑張りすぎた人なので、さらに『頑張って』と励ますのは酷なことである」というような内容の文章を見つけたときには、思わずうなりました。
うつ病でなくとも、もう精一杯頑張っている人に向かって「もっと頑張れ」と応援するのはツラいと感じる人も一定数いるはずです。それならば「とても頑張っていて尊敬する、でもくれぐれもムリしすぎないでね?」と労いの言葉をかけた方がよっぽど相手思いなのです。

「あなたのために言っているんだよ?」という忠告はいらない

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追いつめられているときって八方ふさがり。いいアイデアも出ず、なにをやってもうまくいかずに自己嫌悪に陥っていることがほとんど。
そんなときに「ネガティヴに考えてばっかりいないで、もっと足掻いてみなよ!」などと、さも“あなたのため”と言わんばかりのセリフを突きつけられても余計に落ち込むだけです。正論はいりません。こういうときは「私はいつでもあなたの味方だから安心してよね!」と言ってもらえると、ちょっとずつ自信が戻ってくるというものです。

「泣いていてもラチがあかないよ」と結論を急かすのはアウト

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追いつめられているときに出した結論というのはツメも甘く、あまりよいできとはいえないことが多いので、むしろドン底のときには結論を先延ばしにすることをおすすめします。これは筆者がまだ学生のころに、心理学系大学出身の恩師に言われた言葉。
なんでも、脳とメンタルというのは密に連結しているからというのがこの言葉の真理なんだそうです。悩んでいるときや落ち込んでいるときには、なにをやっても裏目に出てしまうものなので、とりあえず考えるのをやめてみると意外とそれが解決につながったりするものです。

ときと場合によっては、励ましたりカツを入れることも必要でしょうから、相手の立場になって言葉を選んでいく作業というのはとても難しいことです。さて皆さまは大切な人が落ち込んでいるとき、どんな言葉をかけてあげますか?


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