何事でも学ぶ過程で失敗はつきもの。語学を学ぶ上でももちろんそれは例外ではなく、コラムのタイトル通り、「恥の数だけ上手くなる」わけです。私も失敗談は沢山あります。和製英語にも苦労してきました(笑)。今回はその中でも一般的によく間違えられる英語の言い回しをシェアしますね。
「傘忘れた」って英語で言うと?
「忘れる」を英語にすると”forget”ですよね。「傘を忘れた」と言いたい時も当然“forget”を使って、“I forgot my umbrella.”と思っていたら大間違い。実際は、「傘を置いてきてしまった」と言う解釈なので“I left my umbrella.”が正解! “forget”は「〜する事を忘れる」と言う意味で、覚えている事が出来ない時に使われます。私は留学し始めた頃はずーっと間違えて“forget”を使っていましたよ。(笑)
和製英語の多さにビックリ!
横文字のものは全て英語にも通用すると思っていた方は多いはず。私もその一人でした。良い例が「ピーマン」。「ピーマン」なんて絶対にそのまま英語で通用すると思うじゃないですか?でも実際ピーマンを英語で言うと”green pepper”なんですって。”pepper”ってちなみに胡椒の事でもありますからね。他にも勘違いしやすい和製英語は「コンセント」(outlet)、「チャック」(zipper)、「トレーナー(服)」(sweatshirt)、「パン」(bread)、「フライドポテト」(french fries)、「アイス」(ice cream)などなど。ご存知でしたか?
「タクシーと呼んで下さい」!?
英語と日本語の文法は順番が違うのでややこしいですよね。日本語は、主語→目的語→動詞なのに対し英語は、主語→動詞→目的語と言う順番。ある時タクシーを呼んでほしくて、係の人に”Call me taxi.”と言ったら、その方は”Ms. Taxi, how can I help you?”「タクシーさん、何かお困りですか?」と私に言って来たのです。最初は冗談で言っているのかと思い気や、”Call me taxi”は「私の事をタクシーって呼んで下さい」と言う意味。本当だったら”Call a taxi for me”が正解。めちゃくちゃ恥ずかしかったのですが、実はこの間違い、日本人はよく起こすんですって!気をつけて下さいね!
教訓「英会話 恥の数だけ上手くなる」
自分の英語が間違っていたと気づいた瞬間は、穴さえあればそこに入って隠れてしまいたいと思うくらい恥ずかしいですが、その位の経験が多ければ多いだけ英会話は上達するんです!もう2度と同じ過ちを起こさないためにも必死に覚えますからね。いやー、それにしても私の人生での一番恥ずかしかった経験はコラム1でもご紹介した、”Need help?”(お手伝い必要?)を”ニーハォ”(中国語で「こんにちは」)と聞き間違えて必死に”No, I’m Japanese”(いいえ、私は日本人です。)と言っていた事ですね。「顔から火が出る」とは正にあの事でした(笑)。